気温が上がってきました。ところが、ここ最近は曇りが多いため、あまり夏!って感じがしませんね。
幼児用の自転車でトレーニングバイクという物があります。
トレーニングという名前の通り、自転車に補助輪なしで乗れるようになるための練習用自転車です。
具体的にどんな物かと言うと、自転車を漕ぐためのペダルがありません。それ以外は、普通の自転車と基本的に同じです。
ペダルが無いので、地面を進むには両足で地面を蹴って進みます。そしてスピードが出てきたら、今度は出来る限り足を地面に付けないようにします。そして、スピードが落ちてきたらまた地面を蹴って進みます。
これを繰り返し、地面から足が離れる時間を延ばしていくことによってバランス感覚を鍛えることが出来るという理屈です。
ペダルがあると、バランスを取りながらペダルを漕ぐという二つの動作を同時にやらなければいけません。
初めのうちは、慣れない事を二つ同時にやるということが非常に難しいため混乱してしまい、上手く乗ることが出来ないのです。
なので、まずはバランス感覚だけを練習しようというのがトレーニングバイクです。
これで無意識にバランスを取れるようになれば、後はペダルを漕ぐことに集中することが出来、自転車に簡単に乗れるようになります。
まぁ、残念ながら個人差はありますので、全ての人にトレーニングバイクの練習が合っているわけではありませんが、大なり小なり効果はあるでしょうから、練習法の一つとして試してみるのは良いと思います。
さて、そのトレーニングバイクですが、これ自体は商品として市販されているのですが、今回は普通の自転車をトレーニングバイクに改造してみたいと思います。
元になるのはこちらの12インチの自転車です。やることは、ペダルとチェーンを外して、その他の不要な部分を分解していきます。言うのは簡単ですが、専用工具が無いと分解は出来ないですよ。
という訳で分解完了です。不要な物が無くなってスッキリしました。市販されているトレーニングバイクも大体こんな形をしています。勿論、元の部品を使えば元に戻すことも可能です。
これで練習して、早く自転車に乗れるようになると良いですね。
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