MIYATA ランドナー 仕様変更
今日は暑い一日でした。午前中の気温は富山が日本一だったそうです。
今回はギア比の仕様変更を行いました。
今まで使っていたのがこちら、
14-24Tのボスフリーです。昔はディレイラーのキャパシティも少なく、これが一般的だったそうですね。
オーナーも年を重ねられ、人として味のあるご年齢にさしかかられています。
現状のギア比では、上りがかなり辛いそうです。
ならばと、できる限り軽くしてみようと思い、こんな物を用意してみました。
シマノ製ボスフリーでメガレンジと言います。14-34Tでローギアの歯数が10増えます。これならいけるだろうと、とり付けてみました。
ところが、――なんていうか全体的に浮いてる? 色合い的にバランス悪くない? というのが正直な感想。
オーナーも1速が34T、次の2速が24Tという極端な差が気になるようでした。
しかし、シマノ製ボスフリーは、このメガレンジとママチャリによく使われている物の2種類しか、現在は作られていません。多分。
どうしようかな~っと、色々探しているとこんなのを見つけました。
IRD製ディファイアントフリーホイールと言います。歯数は14-34Tとメガレンジと同じ。1速と2速の間の極端な差もバランス良くなっていますし、見た目が綺麗ですね。
オーナーと相談してこれを使うことに決定。せっかくなんで2つを比較してみました。
触った感じは、ラチェット音がシマノ製に比べて静かでなめらかな感じですね。厚さは微妙ですがIRD製の方が薄いです。取り付け工具は、シマノのボスフリー抜きがそのまま使えます。
2014/7/30追記 この文は、IRDのボスフリーと、シマノのシフターとの互換性を保証するものではありません。ご了承ください。
ギアの歯数が増えたので、当然キャパシティも増えています。現状のデイレイラーでは全然キャパシティが足りていないので、シマノのMTB用リアディレイラーの『ALTUS』に換装します。
ALTUSは7~8速専用ですが。ちゃんと調整すれば6速でも問題なく使えます。
取り付け完了です。シルバーで統一出来たことで、安ぽさが消えました。かっこいいと思います。
写真には写っていませんが残りの部分も取り付け完了しています。ワイヤーもちゃんとシリコン系でグリスアップしていますよ。
後は、新しいタイヤに履き替えて、ちょっと苦手なカンチブレーキの調整、バーテープを巻けば、オーナーにお渡しできます。
ブログもあと一回くらいで終わらせたいと思います。
« MIYATA ランドナー 問題点② | トップページ | 営業時間 »
「レストア」カテゴリの記事
- ランドナーのオーナー様より(2014.09.13)
- ランドナー 後日談(2014.08.18)
- MIYATA ランドナー 納車(2014.07.31)
- MIYATA ランドナー 変速(2014.07.30)
- MIYATA ランドナー 仕様変更(2014.07.26)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
はじめまして、こんばんは。
ボスフリーの記事を求めて彷徨ってここへ辿り着きました。
お忙しいところをすみません。
この記事のIRD製 7S 14-34T ボスフリーは今でも入手可能なのでしょうか。
可能でしたらお値段はいくらになるのでしょうか?
出来ればメールアドレスに返信願えますか?
よろしくお願いいたします。
植木より
投稿: 植木 潤 | 2015年8月21日 (金) 00時52分
メールで返信させていただきました。
投稿: うらちゃん | 2015年8月21日 (金) 20時35分