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2014年8月

2014年8月30日 (土)

お見事

開業当初からお世話になっているお客様の元へお伺いしました。

タイヤ交換をご依頼いただきました。

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お見事です。綺麗に擦り減って中身が露出しています。空気圧管理をしっかりしてくれていたため、無事寿命を迎えました。タイヤも役目を終えて満足していると思います。

開業間もない頃に1度交換しているので今回は2度目になります。約2年持ちました。

ほぼ毎日の通学に、重い荷物を載せているそうです。通常よりも長持ちする対摩耗タイヤを使用しましたが卒業までは残念ながら持ちませんでした。卒業まで残り半年と少しということで、今回は普通タイヤに交換しました。

余談ですが、チューブにはパンク修理をした跡がありませんでした。2年間パンクしていないということですね。空気圧管理をしっかりしているとパンクしないという証といった感じの綺麗なチューブでした。

交換作業中に『そういえば、開業当初はこのメーカーのタイヤを使っていたなー』っと懐かしい気持ちにもなれました。まだ開業2年ですが、少しだけ歴史を感じられます。

2014年8月29日 (金)

なんだろ?

高岡市からのご依頼です。

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タイヤのサイドが破けてチューブが露出しています。

場所が悪いためタイヤの修理も出来ません。溝が残っていてもったいないですが、残念ながらタイヤ交換です。

ただ気になることに、こうなった理由がはっきりしません。

予想することしか出来ませんが、多分何かで削れた跡ではないと思います。

裂け目の場所が丁度リム(ホイール)が接触する位置なので、段差の角でタイヤがつぶれ、リムと角に挟まれてしまったために負担がかかり、裂け目が出来たのではないかと思います。

使われているタイヤは、地面との接地面が通常のタイヤよりも厚くなっており、かなり固くなっています。それに対し横の部分は柔らかいので、横の部分への負担が通常タイヤよりも大きい気がします。

異物が刺さるパンクを防ぐために厚くなっているそうですが、このタイプのタイヤはトラブルが多いので、個人的には好きではありません。

よって交換用に在庫もしていませんので、大抵通常タイヤに交換しています。どうしてもこのタイヤが欲しい方には一応取り寄せも可能です。

2014年8月28日 (木)

商品情報

これまでは取り寄せにしていたパナソニック製タイヤ『スーパーハードタフネス』を試験的に通常在庫に加えました。

超長距離の通勤・通学用自転車の後輪にお勧めの高性能タイヤです。

http://zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-a95d.html←オススメする理由を書いています。

26インチと27インチを在庫しているので、すぐに交換できます。ただ、あまり多くは用意していないので品切れの場合もあります。その際はどうかご勘弁ください。

2014年8月27日 (水)

異物

高岡市からのご依頼です。

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またエライ物が刺さっています。

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釘です。チューブはズタズタで再起不能でした。タイヤは……、

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真ん中から侵入して、横に抜けたため、穴が二ヶ所空いています。

問題なのは、出口になった方の穴です。写真じゃ判りずらいですが、正しくは『穴』ではなく『裂け目』になっています。

修理は可能な範囲ですが、かなり位置が悪い。カーブがきついビード部分です。

ダメ元でパッチ修理を試みましたが、剥がれてしまいました。うっすらとパッチを貼った跡が残っています。

残念ながら、タイヤ・チューブの両方交換になりました。

2014年8月25日 (月)

三連発

バルブ部分の虫ゴム不良三連発です。

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みんな黒いゴムの部分がやぶれています。

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この部分が破れていると、空気が漏れてしまいます。

ゴムの部分は消耗品です。金属の部分は繰り返し使えるのでゴムだけ交換します。

メーカーは一年毎の交換を推奨しています。僕もそのくらいのスパンで、気温の上がる夏前に交換するのをオススメします。

理由は、気温が高いと古いゴムは溶けて破れてしまうからです。実際、今の時期は虫ゴムのトラブルが多いです。

ホームセンターや100円ショップでも売っています。メンテナンスフリーのスペシャルバルブという物もありますが、チューブによっては、バルブ口と合わないということが過去何件かあったので注意が必要です。

ちなみに当店では、虫ゴム単体の交換は有料ですが、パンク修理の際にはサービスで虫ゴムを新品に交換しています。

パンク修理後も安心してご使用いただけますよ。

2014年8月22日 (金)

バルブの緩み

パンクではありませんが、空気が抜ける原因として、バルブの緩みというものがあります。

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矢印の部分がバルブです。この部分がしっかりと締められておらず、緩んでいると少しずつ空気が抜けていきます。

パンクの修理で伺うと、ここが原因だったことがたまにあります。

素手で簡単に締めることができるので、空気が抜けやすいと思ったら、バルブの緩みをチャックしてみるのも良いと思います。

バルブが緩む理由としては、自然に緩んだ場合と、悪質ですがいたずらで緩められたりすることもあります。

これには対応策があります。

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写真のように、バルブ固定用ロックリングを追加することで、自然に緩むことも、素手で緩めることも出来なくなります。欠点として、工具を使わないとむしゴムの交換が出来なくなりますが。

この処置には特に料金はいただいておりません。希望された方に、部品が余っていれば無料でやらせていただいています。

ただし、この処置だけというのは行っておりません。パンク修理でも整備でも何でも良いので、なにかしらの作業のついでとしてお受けしております。どうかご了承ください。

2014年8月19日 (火)

原因解明

高岡市での作業です。

お客様いわく『空気を入れてみたけど、タイヤが凹む、パンクしているかも』とのこと。

早速、タイヤからチューブを取り出し、水につけてパンク穴を探してみましたが、不思議なことに穴が空いている様子がありません。むしゴムが傷んでいる様子もない、バルブも緩んでいませんでした。

これは、パンクじゃないのかもしれない。

では、何が原因なのか? 気になったのは、前輪も後輪も同じような空気圧なこと。空気を入れたけど両方同じように凹んでいる。もしかしてと思い、

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お客様の使用している空気入れを見せてもらいました。

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この辺が怪しい。

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見つけました。写真では判りづらいですが、バルブ口だけでなくホースからも空気が漏れています。これでは空気圧が上がらないため、チューブは膨らみません。

空気入れが壊れています。

タイヤが凹んでいたのは、パンクしたからではなく、初めから凹んでいたんですね。

出張修理だとこういった場合にも対処できます。お店に自転車と一緒に空気入れを持っていく人はなかなかいないですから。

原因が判明したことで、お客様には新しい空気入れを購入していただきました。

皆さんも、使っている空気入れのホースをたまに確認してみるのも良いと思います。根元の部分から空気が漏れていることがたまにあります。

空気入れを新たに購入する際は、補助タンク付きの物をオススメします。空気を入れるのが少し楽になりますよ。

個人的にはプラスチック製の分解できないタイプのものより、金属製の分解可能なタイプの方が、ある程度修理もメンテも出来るのでオススメです。金属製は錆びやすいので屋内で保管するようにしてください。

2014年8月18日 (月)

ランドナー 後日談

先日の事ですが、以前レストアさせていただいたランドナーのオーナーに誘っていただいて、バーベキューにお邪魔させていただきました。

ランドナーレストア記事http://zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/miyata-1799.html

仕事の合間にお邪魔させていただいたので、お酒は飲めませんでしたが、料理はおいしくいただきました。

誘っていただいてありがとうございました。

その後、タイミング良く注文していたセンタースタンドが届いていたため、ランドナーに取り付けました。

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クランクに隠れてまったく見えませんがセンタースタンドが取り付けられています。

さらに納車時には無かった、オーナーこだわりのステッカーが追加されていました。

改めてみると、かっこいいですね。僕には少しサイズが小さかったですが、乗り心地もとても良かったです。

僕はMTBは持っていますが、ドロップハンドルの自転車を実は所持していません。

ドロップハンドルの自転車をいじっていると、自分用に欲しくなってきますね。

まぁ今は、まだ持ってない工具を導入する方にお金を使う必要があるので、まだ先の話になりそうです。無念。

ランドナーの記事は今回で終わりと見せかけて、実はネタがもう一つあります。近いうちに番外編として紹介しようと思っています。

 

2014年8月17日 (日)

北日本新聞まいたうん

先日の北日本新聞さんのコラム『天地人』(8/4朝刊)に続いて、

同じく北日本新聞さんのタウン誌『まいたうん』8月号(8/17)にて、

当店を紹介していただきました。

高岡地区で配布されている物に、掲載されています。

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写真つきです。毎日鏡で見てる顔ですけど、我ながらいかつい顔してます。

おかげさまで天気が悪いとけっこう暇なんですが、今日は悪天候にも関わらず、朝からあちこちに移動して忙しかったです。

北日本新聞様、N様、ありがとうございました。これからも、がんばっていきます。

 

2014年8月15日 (金)

パンク防止剤

前回の続きです。

前回http://zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-db1e.html

まずこの緑色の正体です。

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これは様々なメーカーから発売されていて名前も色々ですが、判りやすい名前で、

『パンク防止剤』という商品名で主に量販店で売られています。『スライム』とも呼ばれています。

これが何をする物なのかを説明すると、パンク防止剤と言われているくらいですからパンクを防止するための物らしいです。

使い方は、バルブからチューブの中にこの液体を流し込むだけです。値段は27インチの自転車一台分で1,000~2,000円くらいです。

パンクを防止する仕組みは、チューブに小さい穴が空くと、この液体が内側から穴を塞ぐことで空気漏れを抑えてくれるという、大変便利な物らしいです。

 

さて、このメリットを聞く分には大変便利そうな商品ですが、実はこのパンク防止剤に関しては、自転車屋さんでも賛否両論だったりします。

僕個人としての考えでは、これから説明するデメリットが大きいためオススメはしません。この先当店で販売する気もありません。

では、デメリットを説明したいと思います。まず、このパンク防止剤ですがこれはあくまでも応急処置的な物という事です。穴が完全に塞がった訳ではありませんから、ちょっとした衝撃でまた穴が空いてしまいます。そして、また穴が塞がります。つまり空いたり塞がったりを繰り返しているだけなのです。自転車屋さんに持っていかないと結局は修理できません。

次に、ではどの程度までの穴なら塞がるのか? 多分1mm程度の穴ぐらいしか塞がらないですね。画鋲程度ならなんとかなるかもしれないといった所です。

そして、一番大きなデメリットはパンク修理が出来ない事です。

通常、パンク修理にはパッチを貼りつけて修理します。

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写真の黒いのが修理パッチです。これをチューブに貼りつけて修理します。

パンク防止剤入りのチューブは、穴からパンク防止剤が漏れ出すため、このパッチが剥がれてしまい修理が出来ません。問答無用でチューブを交換することになります。

1,000円前後のパンク修理が、チューブ交換になると2,000~3,000円になります。お店によっては、修理自体を断られます。チューブを交換するときにパンク修理剤が噴き出てお店を汚すからです。個人的には匂いも好きにはなれません。臭いです。

皆さん勘違いされていますが、異物を踏んでパンクするという事は非常に少ないです。多くは空気を全然入れていなかったり、段差等で強い衝撃をタイヤに与えてしまうのが原因です。この場合は、大きな穴が空くためパンク防止剤は役に立ちません。空気をしっかり入れない事には何をしても無駄です。

空気をしっかり入れる方は、パンクすること自体が少ないため、そもそもパンク防止剤は必要ないと思います。

このように無視できないデメリットが多いです。皆さんも、もし自転車を買う際にパンク防止剤を進められたらよく考えてみてください。

パンクを防止する一番の方法は、空気管理をしっかりすることです。

 

 

2014年8月12日 (火)

記録更新

高岡市からのご依頼です。

ご自宅ではなく、路上での修理です。パンクして走行できなくなり、ご連絡いただきました。

さて、パンクの原因ですが、今回は異物が刺さっていました。

刺さっていたのがコレです。

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なにかとんでもない物が刺さっていました。抜いてみます。

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でかいです。直径が単三電池と同じです。何かの金属の欠片でしょうか。腐食が酷いので剥がれ落ちたんだと思います。

今回のこの異物が『タイヤに刺さっていた異物の大きさランキング』の記録を大幅に更新し、一位に輝きました。

お客様にとっては不幸以外の何物でもありませんね。ふざけ過ぎました、申し訳ありません。

まじめな話、ここまでタイヤとチューブの損傷を激しいと再利用は残念ながら不可能です。パンク修理ではなく、タイヤ・チューブ交換になりました。

お客様にとって唯一幸いだったのは、タイヤが交換時期になっていた事でしょう。

今回のような事態にならなくても、近いうちにタイヤを交換する必要があったのでタイミング的には良かったです。これが新品のタイヤだったら本当に最悪でした。

こういう事態を防ぐには、工事現場や家を建てている場所には極力近づかないぐらいしか予防策はありませんが、普通の道にも落ちていない訳ではないので、正直運だと思います。

話は変わりますが、タイヤの写真を見ると、微かに緑色の液体が付着しているのが判ると思います。

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チューブの写真です。穴の開いた場所から緑色の何かが漏れています。

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チューブを切ってみました。緑色の液体が溢れてきます。グロいです。

この液体の正体は、後日お伝えさせていただきます。

ただ一言だけ言わせてください。

『パンク防止剤』という商品には気をつけてください。

2014年8月10日 (日)

消耗品です

高岡市での作業です。

パンク修理のご依頼でしたが、チューブが再利用できなかったためチューブ交換になりました。

作業完了後、いつも通り、一通りの点検を行っていると前のブレーキに異常を見つけました。

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写真の中心に写っているブレーキシューが摩耗して擦り減っていました。

お客様にお伝えし、交換することになりました。まず取り外します。

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アップで見てみます。

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かなり削れてしまっています。前のブレーキはこのブレーキシューがホイールを左右から挟み込む事で、制動力が働きます。

そのため使っていると、どんどん削れていきます。

削れ過ぎると金属の台座が露出してきて、ホイールを傷つけてしまいます。対処が遅くなると最悪ホイールが割れてしまいます。そうなる前にブレーキシューを交換しなければいけません。

写真を見ると判りますが、削れかたが歪です。これは組み立てた時に、ブレーキシューの取り付けが方が適当だったからです。

リムに正確に当たっていれば、こんな削れかたはしません。あまりにも酷いとタイヤを削ってしまうことだってありますし、ホイールがロックされて急制動がかかったりします。

こういう細かい部分でも、組み立てた技士の技術が見て取れます。

それに何度か修理した形跡があるのに、その時に直してもらえなかったのでしょうか? 疑問が残ります。

ちなみにこのブレーキシューは使用するホイールの材質によって種類がいくつかあります。ステンレス用、アルミ用、プラスチック用、斜めになったリム用にブレーキシューも斜めになった物などスポーツ車も含めるとたくさんあります。

間違えないためにも自分で変えようとせず、信頼できる人に任せた方が確実な部分です。

2014年8月 9日 (土)

人間でいう乾燥肌。

台風の影響か、ちょっと暇な一日でした。

高岡市からの依頼です。

前輪のタイヤ交換でしたが、車輪の回転が異様に軽いのが気になりました。

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この部分に問題があります。中身を見てみましょう。

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グリスが完全に枯れていて、ベアリングも焼けてしまっています。

この部分には本来グリスという固形潤滑剤が詰まっていますが、長い年月で全部流れてしまったようです。人間もそうですが潤いは大切ですよ。

ベアリングはダメですが、奇跡的にハブも玉押しも無事でした。

綺麗に洗浄して、ベアリングを新しくして、グリスをたっぷり詰めてやります。

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後は調整して完了。

この作業を単体でやると、なかなかの値段になりますが、タイヤ・チューブ交換などのタイヤを車体から外す作業と一緒にやると、ついでの作業として工賃を少しお安くできます。

長年乗った自転車には、愛情と潤いを与えてあげましょう。

2014年8月 7日 (木)

運が良ければ

富山市からのパンク修理のご依頼です。

通常、富山市からのご依頼はそこそこ出張費がかかりますが、今回は直前の現場がお隣の射水市でした。直前の現場と近かった分、出張費をサービスさせていただきました。

パンクしといて運が良いって話も変ですが、タイミングが合えば出張費をいくらかサービスさせていただいております。

さて肝心の修理ですが。

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典型的なリムうちパンクです。空気を入れていないと起こるパンクですね。左右対称で2つ穴が開くので、蛇に噛まれたようなあとが特徴です。

今回は自業自得。ちゃんと空気を入れましょう。

2014年8月 6日 (水)

もう一手間

後輪のハブが、どうしようもないくらいガタガタだったのでハブごと交換することにしました。

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ハブとはこの部分のことを指します。内部がボロボロで酷い有様でした。

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新品を用意しました。リムは元の部品から流用するので、一旦ばらばらにし、ハブを新しい物に変えて、また組み立てます。

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組み立て完了しました。古いのと新しいのが入れ替わっています。

余談ですが、自転車屋の資格で『自転車技士』というものがあります。実技の試験では、ホイールを20~30分で組み立てる必要があるのですが、実際は、そんなやっつけ仕事みたいな真似はしません。

自分の納得のいくレベルまで時間をかけて組み立てています。

さて、組みあがったのでこれで完成となる訳ですが、ここでもう一手間加えてみましょう。

加えるのはこの部分です。

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ベアリングという小さい金属のボールが詰まっている場所です。蓋を外してみます。

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グリスが申し訳程度しか入っていません。これまでも何度かハブの交換を行っていますが、全て似たような状態でした。なんで新品の状態で、グリスがこんなに少ないのか甚だ疑問です。

こんな状態で納車するとすぐにグリス切れを起こしてしまいます。なので、一手間加えてグリスを足します。

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ママチャリタイプの自転車は、溢れるくらいグリスを入れて問題ありません。溢れたら拭けばいいだけの話です。

この一手間を、加えるか加えないかによって、のちのち大きな差が出てくると思って修理をしています。

2014年8月 5日 (火)

なにこれ?

射水市からのご依頼。夜の作業です。

パンク修理で伺ったのですが、タイヤにすごい物が刺さっていました。

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かなり深くタイヤに食い込んでいたので抜くのに苦労しました。

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ホッチキスの芯を大きくしたような形です。多分、木造建築に使う釘? だと思います。

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翌日、明るい場所で撮影しました。大きさを比較するため電池を置いています。

チューブはズタズタになっていたため交換しました。

問題はタイヤでした。

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大きな釘だったためタイヤにも無視できないダメージが残っています。穴が開いてカーカスも一部切れています。

タイヤの摩耗状態を見るに、新しいタイヤと交換するのはかなりもったいないです。

なので、タイヤを補修することにしました。あまり知られていませんが、タイヤはチューブと同じように専用の補修パッチで修理出来ます。

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上手くパッチが貼れました。これでまだタイヤが使えます。

タイヤの補修パッチは、ただ穴を塞ぐだけでなく貼った部位を補強する機能も備えています。

今回はタイヤを修理しましたが、タイヤの摩耗状態によっては新しいタイヤに交換になります。また、大きすぎる穴や、裂けてしまったタイヤは修理できないので、この場合も交換になります。

2014年8月 4日 (月)

お礼を申し上げます

本日8月4日の北日本新聞様の朝刊。

一面のコラム『天地人』にて、私こと『自転車屋 うらちゃん』を取り上げていただきました。

事前に文章は知っていましたが、いざ紙面になると気恥ずかしいものがあります。

僕の自転車への安全意識を代弁していただいた素晴らしい記事だと思いました。

知人からは感動したと激励もいただきました。ありがとうございます。

記事にもありましたが、僕も使い捨てという考えが好きではありません。

出来る限り直してあげたいと思っています。それでも現実的に、この自転車は直すよりも、新しい物を購入した方がお客さんの負担が少ないと、苦渋の決断を下すこともあります。

そういった決断にいたる自転車の多くが、一万円程度で投げ売りされている自転車だったりします。ノーメンテで乗り続けたため修理する部分が多く、修理費用が購入価格を大きく上回るのが理由だったりします。

誤解しないでいただきたいのは、僕は安い自転車を全否定するわけではありません。たまに近所を乗り回す程度なら、良いんじゃないかと思っています。ただし毎日乗り回すには不適当です。

知ってほしいのは、安い自転車でもキチンと整備し続ければちゃんと乗れるということです。ノーメンテで使い潰すという考えが納得できません。

僕は自転車の販売店ではなく、修理屋という仕事に誇りを持っています。

いつかは、自分のお店を持つのが夢でもあります。

自転車の販売にも力をいれなければいけない時が必ず来ると思います。

ですが、その時が来ても『修理専門店という看板』を下げるつもりはありません。

紙面に恥じぬ仕事を、これからも続けていきます。

記事を担当していただいたN様、北日本新聞の皆様、紙面を読んでいただいた皆様方に、この場を借りて、篤くお礼を申し上げます。

2014年8月 3日 (日)

チューブ再生不可

高岡市からのご依頼です。

パンク修理でお伺いし、穴を塞ぎ、タイヤに収めて修理完了というところで問題がおこりました。

タイヤの中にチューブが綺麗に収まりません。無理やり中に入れると皺になってしまいます。

このままでは皺の部分でまたパンクしてしまうため、残念ながらチューブ交換になりました。

件のチューブを持ち帰り、同じサイズの正常なチューブと比較してみました。

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左側が持ち帰ったチューブ。右側が正常な長さのチューブです。

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判りにくかったため重ねてみました。伸びているため当然重なりません。

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もう少し判りやすくしてみました。こうすると明らかに伸びているのが判ります。

こうなった原因は、『パンクしているのに修理せず、乗り続けたから』です。

パンクしてるんだから、乗れるわけがない。矛盾しています。

ところが一時的でも、乗れてしまうタイヤがあるんです。

そのタイヤは『パンクしにくいタイヤ』という売り文句で販売されています。

タイヤの地面に接する部分を厚くすることで、異物が刺さってもチューブを守るというのが特徴らしいです。

このタイヤは触ってみれば判りますが、かなり固くできています。固いためパンクしてもある程度は走れてしまえます。しかも固いため、パンクしてるのかと思い触ってみても判りづらい。

パンクしているのかしていないのか半信半疑、もしくは気づいていないため修理に出さず乗り続け、タイヤの中でチューブがめちゃくちゃになってしまう。今回のような事態になってしまいます。

でも、パンクしても乗れるんならそのままでも良いんじゃない? と思われる方もいらっしゃると思います。ところがそうもいきません。パンクした状態は確実にタイヤにもダメージを与えていきます。最悪タイヤとチューブを交換することになりますよ。

このタイプのタイヤを使っている方は注意してください。修理で見た時にはすでに手遅れということが何回もありました。

パンクを見分けるコツは、縦にタイヤを触るのではなく、比較的柔らかい横を触ってみてください。空気を入れても凹むようならパンクしているのかもしれません。

また、空気圧の管理は通常のタイヤよりも徹底してください。

2014年8月 2日 (土)

気にしてみてください

高岡市からのご依頼。

ペダルがグラグラするということで修理に伺いました。

触ってみると、ぺダルではなくて、ペダルがついている『クランク』という部分が横方向に大きくスライドします。クランクは縦回転なので縦には動きますが横には動きません。クランクの根元の部分が緩んでいるようです。

小さなガタつき程度なら緩みを締め直して終了ですが、今回はガタつきが非常に大きかったため、気になって分解しました。

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分解して正解でした、ベアリングという部品が破損していました。補足までに、歯車が付いている部品がクランクです。

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ベアリングのアップです。割れちゃってます。分解せずに直していたら、不具合が出るところでした。

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他の部品には、かろうじて異常はなかったので、ベアリングを新しい物にして組み直しました。修理完了です。

さて、今回修理した部分ですが、レアなケースではなく割と多くの方が緩んでいます。脚力のある体育会系の方や、長距離を通勤・通学される方、乗り方が乱暴な方は大体緩んでいます。

小さなガタつき程度なら分解せず、緩みを直すだけなので割と安価で修理出来ますが、ガタつきを放置して乗り続けていると今回のようにガタつきが大きくなり、部品が破損してしまいます。分解して、さらに部品交換となると費用は高額になってしまいます。

一番怖いのは最悪のケースです。完全に痛めてしまうと再起不能、修理不可、廃車になってしまいます。

そのため、この部分は自転車にとって心臓といってもいいでしょう。

ペダルを漕いでいて違和感を感じたら、すぐに自転車屋さんに見てもらってください。

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