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2014年8月15日 (金)

パンク防止剤

前回の続きです。

前回http://zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-db1e.html

まずこの緑色の正体です。

Dsc_0003 Dsc_0004

これは様々なメーカーから発売されていて名前も色々ですが、判りやすい名前で、

『パンク防止剤』という商品名で主に量販店で売られています。『スライム』とも呼ばれています。

これが何をする物なのかを説明すると、パンク防止剤と言われているくらいですからパンクを防止するための物らしいです。

使い方は、バルブからチューブの中にこの液体を流し込むだけです。値段は27インチの自転車一台分で1,000~2,000円くらいです。

パンクを防止する仕組みは、チューブに小さい穴が空くと、この液体が内側から穴を塞ぐことで空気漏れを抑えてくれるという、大変便利な物らしいです。

 

さて、このメリットを聞く分には大変便利そうな商品ですが、実はこのパンク防止剤に関しては、自転車屋さんでも賛否両論だったりします。

僕個人としての考えでは、これから説明するデメリットが大きいためオススメはしません。この先当店で販売する気もありません。

では、デメリットを説明したいと思います。まず、このパンク防止剤ですがこれはあくまでも応急処置的な物という事です。穴が完全に塞がった訳ではありませんから、ちょっとした衝撃でまた穴が空いてしまいます。そして、また穴が塞がります。つまり空いたり塞がったりを繰り返しているだけなのです。自転車屋さんに持っていかないと結局は修理できません。

次に、ではどの程度までの穴なら塞がるのか? 多分1mm程度の穴ぐらいしか塞がらないですね。画鋲程度ならなんとかなるかもしれないといった所です。

そして、一番大きなデメリットはパンク修理が出来ない事です。

通常、パンク修理にはパッチを貼りつけて修理します。

Dsc_0004_2

写真の黒いのが修理パッチです。これをチューブに貼りつけて修理します。

パンク防止剤入りのチューブは、穴からパンク防止剤が漏れ出すため、このパッチが剥がれてしまい修理が出来ません。問答無用でチューブを交換することになります。

1,000円前後のパンク修理が、チューブ交換になると2,000~3,000円になります。お店によっては、修理自体を断られます。チューブを交換するときにパンク修理剤が噴き出てお店を汚すからです。個人的には匂いも好きにはなれません。臭いです。

皆さん勘違いされていますが、異物を踏んでパンクするという事は非常に少ないです。多くは空気を全然入れていなかったり、段差等で強い衝撃をタイヤに与えてしまうのが原因です。この場合は、大きな穴が空くためパンク防止剤は役に立ちません。空気をしっかり入れない事には何をしても無駄です。

空気をしっかり入れる方は、パンクすること自体が少ないため、そもそもパンク防止剤は必要ないと思います。

このように無視できないデメリットが多いです。皆さんも、もし自転車を買う際にパンク防止剤を進められたらよく考えてみてください。

パンクを防止する一番の方法は、空気管理をしっかりすることです。

 

 

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