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2014年9月29日 (月)

酷い自転車

本日の昼間はサービスカーの修理のためお休みさせていただきましたが、車が戻ってきたので、夕方以降は営業させていただきました。

さて、久々に酷い自転車を修理したのでご紹介させていただこうと思います。

今回の『酷い』は、商品の品質云々ということではなく、整備面がこれでもかというくらいの『酷さ』でした。

前情報として、今回紹介する自転車は、つい最近、前後のタイヤ・チューブを交換したそうです。つまりタイヤを外すため、ブレーキやスタンド等の部品を外していることになります。

それを踏まえたうえで説明していきたいと思います。

Dsc_0285

まずは前輪。タイヤの向きを間違えています。タイヤのパターンを見ると進行方向は矢印の方向になります。完全に逆ですね。MTBとかだと、あえて逆に付けることでグリップ力を上げたりする事もあるそうですが、これもそういう意図があったのでしょうか? ちなみに後輪は形だけは正しく取り付けてありました。

Dsc_0284

次にブレーキ。引いても5mmぐらいしか動きませんでした。遊びが無さすぎます。ブレーキがすごく重く感じる上に、リムの精度が悪かったので、所々でブレーキパッドがリムに接触していました。

Dsc_0290

お次はチェーン。張り過ぎです。下から押してもビクともしません。ペダルを回すと明らかに引っかかりを感じます。

Dsc_0287

続いて後輪です、ブレーキの部分ですね。矢印の部品(ロックナット)が遊んでいます。まったくロック(固定)していません。何のために付いているんでしょうか。

Dsc_0288

次、スタンド。爪がフレームとがっちり噛み合っていないため上手く固定されていません。スタンドがしっかり固定されていないとネジが緩んできますし、最悪ハブ(車輪)にもダメージがいきます。

Dsc_0291

車輪を外しました。また後輪のブレーキです。矢印のナットが緩んでいました。ブレーキが台座から外れかけていてグラグラしています。前述したスタンドの緩みが、もしかしたらここに影響したのかもしれません。

Dsc_0289

とりあえず最後です。リムテープという部品で、役割は金属のホイールからチューブを守るための物です。判りにくいですが矢印の部分で捻じれています。そのため、その部分だけホイールが剥き出しになっています。チューブを守れていませんね。パンクしますよ。

何故こうなったかというと、タイヤにチューブを収めた時に、捻じれていないかをちゃんと確認しなかったからです。

まぁ、それ以前に、かなり部品が劣化しているのだから、タイヤ・チューブを交換した時に一緒に新品に交換するべきだと思いますがね。

 

とりあえず写真は以上です。これで全部じゃないですよ。終わりが見えないので止めるだけです。

通常、初めてのお客様には、サービスで簡単な整備をしていますが、今回はさすがにサービスで出来る範囲ではありませんでした。全部直すのに約一時間弱。もう疑心暗鬼なってしまったうえに視界が悪いわで非常に疲れました。

はっきり言うと、この自転車を整備した人からはプロ意識の欠片も感じ取ることができませんでした。

僕自身の技術力が優れているとは到底思えませんが、仕事の丁寧さには自信がありますし、自分はプロなのだと思って仕事をしています。

お客さんから、凄いと褒めていただくことがたまにありますが、その時には必ず『プロですから、出来て当たり前です』と返事をしています。

この自転車の整備をした人は、同じことをお客様から言われたらどのように返事をするのか、少なからず興味を持ちます。

プロだと答えるのでしょうか?

長い上につまらない記事ですね。僕も書いてて楽しくないので今回はこれで止めることにします。

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