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2014年11月 2日 (日)

グラグラ

持ち込みの修理です。

Dsc_0317_2

修理個所は矢印の部分。ペダルを回す部分で『クランク』と呼ばれています。本来はペダルが付いているのですが、そのペダルが外れてしまったそうです。

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試しに取り付けてみましたが、写真のように斜めに付いてしまいます。しかもグラグラして固定できていません。見てみるとネジ山が完全に潰れていて、穴も広がっていました。

おかしなことに反対側のクランクも同じような状況になっていました。反対側はネジ山が残っていたので修正を試みました。結果、一応固定は出来たのですが、入り口側のネジ山がダメそうだったので、お客様と相談して左右両方とも交換する事になりました。

注文していた部品が届いたので、さっそく修理してきたいと思います。

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まず、専用工具を使ってクランクを外しました。

Dsc_0321

左がダメになったクランク。右側が新しいクランクです。この部品は、歯の数と中心からペダルまでの寸法によって何種類も規格があります。何種類かは在庫していますが、今回は在庫していない物だったので取り寄せになりました。

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ネジ山のアップです。左側はネジ山が完全に潰れています。右側が本来の姿です。

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では取り付けていきます。部品の結合部分にはグリスを塗っておきます。

これは今後、また部品を外すかもしれないので、材質の異なる金属同士が固着しないようにするための処理です。ここ以外にも、サドルやハンドル部分など、外れなかったら困る部分に処置をします。

Dsc_0327

取り付けました。はみ出たグリスは綺麗に拭き取ります。残しておくと、埃や砂が付着して酷く汚れてしまいます。

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次はペダルを取り付けます。ここのネジ山にもグリスを塗っておきます。

Dsc_0330

取り付けて、しっかり固定します。ガタつきが無いかをよく確認します。

Dsc_0331

修理完了しました。

今回の故障原因。おそらくペダルの固定がしっかりされていなかったのが原因と考えられます。使っているうちどんどん緩みが大きくなっていって、それに伴いペダルがグラグラし始め、ネジ山を削りながら穴が広がっていったんでしょう。

十中八九、自転車販売時にペダルの仮止めだけがされていて、しっかり固定がされていなかったんでしょう。自転車販売時には、整備士によるペダルの固定をチェックする項目が必ずあるはずなのに不思議な話です。

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