« 2015年1月 | トップページ | 2015年3月 »

2015年2月

2015年2月28日 (土)

点検整備

高岡市守護町に夜間の出張修理です。

パンク修理でしたが、チューブがダメになっていました。残念ながらチューブ交換です。

チューブの交換を済ませ、いつも通り最後に点検を行っていると要整備な箇所を発見。

Dsc_0318_2

ペダルの反射板が外れそうになっています。ペダルがこうなってしまっているのは、今回に限らず非常に多く目にします。特に若い人に多いですね。

Dsc_0319_2

叩いて元の場所に戻してあげます。

お次はこちら。

Dsc_0320_2

リアの反射板です。反射面が下を向いてしまっています。この角度では、満足に光を反射することは出来ません。

Dsc_0321_2

角度を再調整してあげましょう。進行方向に対して垂直にするのが正しい角度になります。誤差は5度までは許容範囲です。試験に出ますよ覚えておきましょう。

いや本当に自転車の資格試験に出るんですよ、コレ。

今回の整備は、乗る分には支障のない部分ですが、安全面には支障が出る部分です。

乗り心地だけを良くするのではなく、安全面にも気を配るのが正しい整備だと僕は思っています。

2015年2月25日 (水)

パンク修理の注意点

パンク修理をしていると時々出くわすのが、

Dsc_0317

コレです。

写真は、以前に誰かがパンク修理をした跡です。透明なフィルムがチューブに貼りついています。

自転車のパンク修理には多くの場合、修理パッチを使用します。

Dsc_0316

コレが修理パッチです。

Dsc_0320

Dsc_0318

構造は銀色のフィルムと透明のフィルムに挟まれる形で、中に黒いゴムが入っています。

黒いゴムが、チューブの穴の空いた箇所に貼りついて穴を塞ぐ仕組みになっています。

使用手順として、初めに銀色のフィルムを剥がし、その剥がした面をチューブに貼りつけて圧着。

そして、完全にくっついた後に透明のフィルムを剥がすのですが……、

Dsc_0317_2

剥がされてないんですよね。

最後にコレをちゃんと剥がしておかないと、次回のパンク修理に支障が出ます。

まず水を使ってチューブの空気漏れを調べている時に、透明フィルムとチューブの間に気泡が出来てしまって、空気漏れしているのかどうかの判断が付けにくくなります。

実際、コレのせいでパンクの穴を見逃してしまったことが過去に一度あります。

次にパッチの重ね貼りが出来ません。フィルムを後から剥がそうにも、写真のようにボロボロになってしまって、中々剥がせません。急いでいる時にはとても困ってしまいます。

何故、フィルムを剥がさないのか? 単純に忘れていたのか、面倒だったのか……。 

あるいは、剥がすと黒いパッチも一緒に剥がれるのじゃないかと心配で剥がさない人もいると思います。

はっきり言うと、一緒に剥がれるようではその修理は失敗しています。どっちみちすぐに剥がれてしまうので意味はありません。

もし、自分で修理をしてみようと思っているのなら、透明なフィルムは忘れず恐れず剥がしてください。



ちなみに、パンク修理の跡を見れば、それが本職の人なのか素人なのかは見れば判ります。

2015年2月23日 (月)

三輪自転車について

メールで先日の三輪自転車について質問をいただきました。せっかくなので記事にしてみます。

質問内容は『高齢者に三輪自転車はどうなのか?』

高齢になったため、タイヤが2本の普通の自転車では転倒しそうで心配。三輪自転車なら転倒の心配は無いのではという質問でした。

質問の答えを先に言うと、三輪自転車でも普通に転倒します。カーブを曲がりきれずに転倒することが多いですね。

三輪自転車は挙動がすごく独特です。慣れや練習が必ず必要になります。三輪自転車にはスイング機能といって、車体が左右に傾く機能があります。これはカーブを曲がる際に、重心が移動して曲がりやすくするための機能です。

初めのうちは三輪自転車に慣れるためにスイング機能が働かないように固定するのですが、スイングを固定しているとすごく運転がしずらいです。特にカーブはかなり曲がりずらいです。そして曲がり損ねると転倒します。

慣れてくればスイングの固定を解除します。これでカーブが曲がりやすくなります。それでも慣れと練習は必要です。スピードは歩くぐらいの速さで走らないと転倒します。高速走行は絶対にできません。

悪い事ばかり書いていますが、勿論メリットもあります。

三輪自転車は荷物の運搬に非常に重宝します。後部のカゴ大きいのでたくさんの荷物を載せることが出来ますし、荷物を載せてもフラフラしないので安定して走ることが出来ます。

畑仕事やスーパーでたくさん買いものする方には良いと思います。止まっている状態で転倒という事は無いですから、乗り降りも安心できます。低速で走り、カーブに気を付ければ転倒のリスクも減ります。

以上の事から、もし三輪自転車の購入を考えているのならば、必ず試乗してみてください。多分、思っていた感じとは違うように感じると思います。乗ってみたうえで再度検討することをお勧めします。

僕個人の考えでは、普通の2輪の自転車が乗れて特に大きな不都合が無いのであれば、2輪でタイヤのサイズが小さい自転車の方が良いと思います。

最後に小技をひとつ。

Dsc_0322

今回話題の三輪自転車の泥除けに付いているフラップという部品です。破れていてかろうじて付いている状態ですね。部品を交換すれば良いだけですが、今回はお金をかけずに直したいと思います。

Dsc_0339

まず部品を外します。

Dsc_0340

次に破れた部分をカットして、新しく穴を二つ開けます。

Dsc_0341

再び取り付けて修理完了です。少し短くはなりましたが、これくらいなら立派に役目を果たしてくれるでしょう。心ばかりのサービスと思い、無償で修理させていただきました。

2015年2月21日 (土)

たまに見る自転車

道路を走っているとたま~に見る自転車の修理です。

Dsc_0323

タイヤが三つある三輪自転車。タイヤが三つと聞くと子供用の三輪車を連想しますが、こちらは大人用です。ブリジストン製の『ワゴン』という車種になります。

見る機会が少ないためか、修理依頼もとても少ない自転車です。

依頼内容は、とにかく動きが重いのを何とかしてほしいとの事。

見てみると確かにハンドルの動きが悪い。ペダルも重い、というよりもブレーキを引いてないのに効いています。

Dsc_0324

ブレーキアウターがボロボロです。中に入っているワイヤーも錆びているためか非常に動きが悪い。ブレーキが効いた状態で走っていたみたいです。そりゃ重いはず。

ハンドルが重いのはヘッドのグリス(潤滑剤)切れと判断しました。

Dsc_0332

邪魔なハンドルを抜いて、その他の部品を分解しました。中身を見るとやっぱりグリスが切れています。僅かに残っているグリスも粘土みたいになって、逆に動きを悪くしています。

Dsc_0334

古いグリスを取って綺麗にクリーニングしてから、新しいグリスをたっぷり入れてやります。

Dsc_0335

玉押しの蓋をします。スマホで写真を撮っているので、うっかり指が写ってしまいました。後は組み上げて完了です。劇的なまでにハンドルの動きが良くなりました。

余談ですがブリジストンの古い自転車を何台か、今回と同じようなヘッドのグリスアップをしたことがありますが、最新の自転車も同じ構造なのでしょうか? 一般的な自転車とは構造が大分違いますが、防水効果が高そうで良いなと毎回思っています。そのかわり整備が少し面倒ではありますが……。

ブレーキは全交換です。ボロボロなアウター(外側)も錆びついたインナー(中身)も新しくしてやればOKです。

Dsc_0345

シリコン系のグリスをワイヤーに塗って、ブレーキの動きをさらに良くしてやります。

タイヤの交換もご依頼いただいたので、ハブ(車輪)のグリスアップも行いました。別々に行うと工賃が高くなりますが、同時にしてしまえば工程が同じ部分があるので工賃が安くなります。これで車輪の動きも良くなりました。

とまぁ、色々やって終わってみれば、オーバーホールみたいになりましたね。料金もそれなりにかかっています。

ここまでした甲斐もあって、驚くくらい動きが軽やかになりました。お客様にも試乗していただきましたが満足いただけたようで安心しました。

ペダルが昔に比べて重いとお悩みの方は、駆動部分のグリスを入れ替えてやれば、新車以上に動きが良くなりますよ。料金はかかりますが、安い新車を買うよりは断然お勧めです。

2015年2月17日 (火)

心置きなく交換

高岡市下麻生に出張修理。

パンク修理依頼でしたが、タイヤ交換になりました。

Dsc_0345

タイヤが擦り減り、内側のカーカスが露出。一部分で穴が開いていました。チューブに空いた穴も、タイヤに空いた穴の位置と一致しています。

タイヤの寿命ですね。見事こちらのタイヤはお役目を果たされました。

空気圧管理を怠り、まだまだタイヤの溝が残っているのに、サイドが全周にわたりひび割れていたり、内側がボロボロになっていたりして、致し方なくまだまだ使えたはずのタイヤを交換する事もありますが。

ここまで使い切ってくれると、僕も心置きなく交換する事ができますね。

2015年2月14日 (土)

良い自転車屋? 悪い自転車屋?②

前回の続きです。

http://zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-2141.html ←前回

結論から言うと、この自転車屋さんは『良い自転車屋さん』ではないかと僕は思っています。

『自転車の扱いが悪い、空気を入れていないからパンクする。扱いを改めないと、またパンクを繰り返す』と説教された。

件の悪い自転車屋になってしまった原因の言葉です。これは解釈を変えてみれば、お客様にパンクの原因を伝えていて、かつパンクをしないようにする方法を教えてくれているんですよね。

この自転車屋さんが、どんな風に説教したのか? もしかしたらかなり威圧的に説教したのかもしれない。当事者ではないので判りませんが、言っていることは正しいことを伝えていると思います。

これは個人的な考えですが、もし自分が自転車の修理を他人にお願いし、修理が完了して引き取りに行った時に、

「修理が終わりました。代金は○○円になります」とだけ言われるよりも、

「修理が終わりました。○○の部分が壊れていました。部品を交換したので代金は○○円なります。故障の原因は○○である可能性があります。こうすれば再発を予防できますよ」言ってもらった方が、僕は信頼できます。

人によっては、前者のような対応を好む方もいらっしゃることは否定しません。初めに行ったようにこれは僕の考えです。

この自転車屋さんも、多分言い方が悪かったのでしょう。下手に出ろとは思いませんが、いきなり説教するのはダメです。でも、注意するのは間違ってはいないと思います。

『過程が良くなかったせいで、良い結果が悪くなってしまった』この言葉がぴったり当てはまると思います。

お客様からは、本当に理不尽な話も聞いたりしますが、中には今回のように解釈を変えてみれば悪い事じゃないよという事もあります。

良い自転車屋か、悪い自転車屋かは、人それぞれの解釈で変わってくると思います。それでも、その場限りではなく、後の事までお客様の事を考えてくれている自転車屋さんは、良い自転車屋さんと言っていいのではないでしょうか。

当店も良い自転車屋さんと評判になるよう、がんばって参ります。

写真が無いと何か寂しいので、

Dsc_0321

たまに来店させるお客様です。

Dsc_0323

でも、いつもすぐに退店されます。冷やかし大歓迎なんですがね……。

 

2015年2月11日 (水)

良い自転車屋? 悪い自転車屋?①

以前あった事ですが、ちょっと考えさせられることがあったので書いてみようと思います。古い話ですがお付き合いください。

僕は出張修理という性質上、色々な地域で修理をしています。大体は、近場に自転車屋が無い所に良く行きますが、近場に自転車屋がある所にも呼ばれない訳ではありません。

その時お伺いした場所もすぐ側に自転車がありました。本当に近くに。

あまりに近かったので、何故そこの自転車に持って行かなかったのか、お客様に世間話がてら軽く訊いてみました。

大抵の理由は、単純にその自転車屋が嫌いだったり、自分のお店で購入した自転車しか見てくれないといった事です。その時も、そんな理由だろうなと思っていたのですが。

お客様曰く『以前、子供がその自転車屋にパンク修理に持って行ったら、直してもらったけど怒られて帰ってきた』とのことでした。

何故、怒られたのか訊いてみたところ『自転車の扱いが悪い、空気を入れていないからパンクする。扱いを改めないと、またパンクを繰り返す』と説教されたそうです。

それ以来、お子さんは自転車屋が嫌いになったしまったそうです。この自転車屋さんは、お客様にとって悪い自転車屋さんになってしまいました。

この話を聞いた時、僕はお客様に共感は出来ませんでした。

えー、それはどうなんだろうと、心の中では首を傾げていました。勿論、顔にも態度にも出しませんでしたが。

何故、僕は共感できなかったのか? この自転車屋さんは悪い自転車屋なのかは、長くなるので次回にお話ししようと思います。

あまり愉快な話でもないので、癒しを一つ。

高岡市古城公園まで修理に行った時の写真です。

Dsc_0338

おわかりいただけただろうか? ……何かいます。

Dsc_0337

UP。かなり和んでます。まずい、現場に急がねば。

Dsc_0342

そして修理の帰り。か~な~り和んでいたので、降りられない心配はしていませんでしたが、ちゃんと降りられているのが確認できて安心しました。

2015年2月 9日 (月)

疲れました

Dsc_0320

Dsc_0319

降り過ぎじゃないですかね~。

朝、昼、夕に一回ずつ。トータル2時間ぐらいは雪かきしていました。

仕事ほとんどしてないけど疲れましたよ。

2015年2月 5日 (木)

空気を入れましょう

高岡市野村へ出張パンク修理です。

Dsc_0355

開けてビックリタイヤの中身。

黒い塊はチューブの削りカスです。こうなった原因は、日常的に空気をしっかり入れないで乗っているからです。

空気を入れないとタイヤとチューブの間に隙間が出来てしまいます。そして、その隙間でチューブが動いてしまうため、タイヤの内側と擦れあって、どんどんチューブが削れていきます。

これでチューブが再生不能になったのを数えきれないくらい見てきました。

今回のパンクも、チューブが削れて薄くなったところに、とうとう穴が開いてしまった結果です。

空気を入れない乗り方をしていると、タイヤもチューブも早々にダメにしてしまいます。

こんなパンクをした方には、お客様といえど口を酸っぱくして空気を入れるように強く注意しています。

最低でも、月に一度は空気を補充してあげてください。

2015年2月 4日 (水)

ブレーキ外れ

富山市まで出張してきました。

左側のブレーキが効かないそうです。

左側ということは、一般的には後輪のブレーキになります。

Dsc_0330

見た瞬間に原因が判明。ブレーキアウターがブレーキレバーから外れています。これではブレーキは作動しません。

Dsc_0330_2

青い矢印の部分を、赤い円の中の穴に収まっている必要があります。

Dsc_0331

修理完了です。これでブレーキが作動するようになりました。

このタイプのブレーキレバーは、自転車を倒したり、ブレーキワイヤーを何かに引っかけて引っ張られたりすると、簡単に外れてしまいます。駐輪場に止めておいたら、他の自転車のハンドルに引っかかってというパターンが多いですね。

品質のグレードが高いアルミ製のブレーキレバーならば、外れにくい構造になっているのですが、これはプラスチック製で値段の安いブレーキレバーだから仕方ないと言ってしまえばそれまでですが、もう少しなんとかならないのかと思ってしまいます。

今回のケースでは、また外れる可能性があるので、お客様には特別に対処法をお伝えしています。

2015年2月 3日 (火)

早期の修理

高岡市中保へ出張修理。

以前、パンク修理した時に後輪が僅かにグラグラしているのに気がつき、お客様に悪化する前に早期の修理を勧めていました。

今回はその後輪の修理にお伺いしました。

Dsc_0333
グラつき具合から見て、まだ症状が軽く。感覚的に、多分最低限の部品交換で済むんじゃないかと思っていました。

まずは分解して、部品の状態を確認。

Dsc_0332_3

車軸の玉押しという部品が歪に削れていました。左右に一個ずつあるのですが、両方ともダメになっていました。その他の部品は無事。

思った通りの結果と言えます。

Dsc_0351

玉押しを右側の新品に交換。ベアリングも一応全交換し、組み直して修理完了です。

予想通り最低限の部品交換で修理出来ました。

今回お客様には、出来る限り早く修理することを勧めていました。

理由は、車軸のグラつきは良くなることは当然無いですし、現状維持も無いからです。時間が過ぎれば過ぎるだけ症状は悪化していきます。悪化していけば、それだけ修理費用も高くなっていきます。後輪全部交換ということにもなりかねません。

そして、なによりも危険です。悪化すれば最悪、車軸が折れてタイヤが外れます。今回は後輪でしたが、前輪が外れたら間違いなく大事故に繋がります。勿論、後輪だから安全という訳ではありません。前輪よりはリスクが低いというだけで、危険なのは変わりません。

なので早く修理出来て僕もほっとしています。これで、お客様にも安心して乗っていただけます。

2015年2月 1日 (日)

雪の日

昨日に引き続き、雪が降っています。

Dsc_0317

Dsc_0318

結構積もっています。昨日よりも雪が大粒ですね。

さすがにここまで積もると、今日は仕事は無理かなと思っていましたが、夜になって急ぎの依頼がはいりました。

雪の勢いも和らいでいたし、現場には雪が積もっていないとの事だったので、修理に行って来ました。

今週は予報では天気がずーっと悪いそうなので、外での作業は辛そうですね。

« 2015年1月 | トップページ | 2015年3月 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

無料ブログはココログ