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2015年4月

2015年4月24日 (金)

問題!

ここの所、非常に忙しく、ブログの更新をサボりにサボっております。面目ない。

冬の間暇だった分がいっぺんに来ている感じでしょうか。

さて、パンク修理の際、ただチューブの穴を塞げば修理完了と言うわけではありません。

ちゃんと原因となった物を見つけ、取り除かなければ、またパンクを繰り返してしまいます。

判りやすいのはタイヤに刺さった異物ですね。抜けば良いだけです。

ところが……、見つけるのがまた意外と難しかったりします。

Dsc_0327

例えばコレ。丸で囲んだ部分に小さい針金が刺さっています。眼だけでは見つけられず、触ってみてようやく発見しました。

Dsc_0325_2


次はこちら。外側から見たタイヤです。ではここで問題です。

写真のどこかに異物で開いた小さな穴あります。それはどこでしょうか?

正解は――、

Dsc_0325_3

ここです。ほぼ真ん中。うっかり写真を撮る時にうっかりど真ん中で撮影してしまいました。

Dsc_0326

タイヤを捩じってみると、中に異物がまだ残っていました。

タイヤに埋没してしまっていて、内側からは判りません。体重がかかるとタイヤから露出する性質の悪いやつです。

チューブに空いた穴の位置から見当を付けなかったら、見逃していました。

大きなものだったらすぐ見つけられますが、小さなものだと本当に苦労します。

やっぱりパンク修理は難しいです。

2015年4月18日 (土)

久々のタイヤ修理

依頼はパンク修理でしたが、刺さっていた異物が非常にタチの悪い物でした。

結構大きなガラス片が刺さっており、タイヤそのものにも見過ごせないサイズの穴が開いていました。

ですが修理出来ないサイズの穴ではなかったので、チューブの修理とタイヤの修理も同時に行うことに。

Dsc_0325

チューブの修理はいつも通り終わらせて、タイヤも専用修理パッチをタイヤの裏側から貼りつけ、タイヤを補強して修理完了です。

画鋲などの先端の細い異物でパンクしたのであれば、タイヤに開いた穴も小さいので修理する必要はありません。チューブだけ直せばOKです。

ところが今回のように、ガラス片などでタイヤにも大きな穴が開いてしまった場合は、タイヤの穴も修理しないといけません。タイヤの中に砂利などの異物が侵入してしまい、それが原因でパンクしてしまう恐れがあるためです。

ちなみにあまりにも大きな穴、裂け目が出来たり、開いた位置が悪かったりするとタイヤは修理不可能になり、交換になってしまいます。

この辺は自動車のタイヤと同じですね。昔、購入して二か月のスタッドレスタイヤをダメにしてしまったという苦い思い出があります。

2015年4月15日 (水)

正面からガツンといっています。

雨が続いています。近所の桜が見ごろなのに残念です。

少し前の事ですが、フロントフォークの交換を行いました。

Dsc_0355_2

フロントフォークとは、前輪が付いている部品の事をさします。

そのフロントフォークが、正面からガツンと衝突したせいで曲がってしまいました。

Dsc_0356

線を引いてみました。通常、下の方でカーブするまでは垂直に伸びているのですが、正面からぶつかったせいで、後ろの方に押されるように曲がっています。

Dsc_0357

新品と並べてみると判りやすいですね。右が新品。左が曲がってしまったフロントフォークです。

フロントフォークは、曲がることでぶつかった衝撃を吸収して、運転者を守るエアバック的な役割を持っています。

構造的に優れたフロントフォークですが、曲がったままで放置してはいけません。

曲がりが酷いとハンドルが重くなりますし、カーブを曲がりづらくなります。なによりも耐久性が一気に落ちるので、安全面においても不安が残ります。最悪、走行中に折れるという事も考えられるからです。

ハンドル操作に違和感を感じたら、車輪かフロントフォークに異常が出ているサインかもしれません。

出来るだけ速やかに自転車屋さんに見てもらってください。

2015年4月11日 (土)

続くチェーン交換

チェーンの不良が続きます。

Dsc_0349

チェーンの状態は錆びだらけ、油分は欠片も無し、伸び具合も酷い物です。

考える余地なしで交換決定です。

しかし、ただ交換するだけでは非常におもしろくないので、

Dsc_0353

まずは交換前。

Dsc_0354

そして交換後。

どうせなら交換するついでに、汚れたチェーンカバーやフレームを出来る限り綺麗にしてあげましょう。

チェーンが新品になって綺麗になるのに、周りが汚れていたらあまり嬉しくないですよね。

気持ちの問題ですが、僕はそう思います。

 

チェーンを長持ちさせるには、定期的な調整と、油分を切らせないことです。

ホームセンター等でもチェーン用の油は売っているので定期的に付けてあげると良いです。

油を塗った後はボロ布で軽く拭いてあげれば、余分な油が取れて垂れてきませんよ。

 

2015年4月 7日 (火)

チェーンの寿命

自転車のチェーンという物は、使っているうちにどんどん伸びていきます。

チェーンが伸びて弛むと、チェーンカバーに接触してカチャカチャと音がしたり、最終的にはチェーンが外れてしまいます。

そのため自転車は、後輪を動かしてチェーンの弛みを調整する構造になっています。

なっているのですが、

Dsc_0317

今回の自転車はちょっと無理でした。チェーンが外れたということでご連絡をいただいたのですが、丸で囲んだ部分がフレームに接触しそうなぐらいにチェーンが伸びてしまっています。

工具を使わなくてもチェーンの脱着が出来るくらいでしたから、おそらく頻繁に外れていたのでしょう。

無理だった理由は、チェーンが調整が効かないくらいに伸びていたからです。弛みが取れないようではチェーンの寿命です。残念ながらチェーンの交換になります。

修理方法の案としてチェーンを切って短くするという方法もあるにはあるのですが、当店の考えとしては、チェーンを短くして使えても、伸びきるまで酷使したチェーンの耐久性が心配であるのと、伸びたチェーンはギアを痛めてしまうという理由から行ってはいません。

調整不可な場合には、素直に交換します。

ちなみに外装6段変速以上の自転車には構造上チェーンの調整は必要ありません。(ただし例外として内装変速型の8~11段の自転車は必要になります)

ただしチェーンの調整は必要ありませんが、チェーンが錆びてしまうと途端に走行に支障が出始めるので注油を絶対に怠ってはいけません。

またチェーンではなくベルトの自転車も調整は必要ありません。さらに注油も必要ないため基本的にはメンテナンスフリーです。

2015年4月 4日 (土)

車イスのパンク修理

たまに依頼がある車椅子のパンク修理です。

自転車のパンクに多い空気圧の低下がパンク原因という事はまず無いので、大体の場合は異物が刺さったことによるパンクです。

Dsc_0320

今回も例にもれず小さい針金が刺さっていました。

車伊豆のタイヤには例外もありますが、大体自転車と同じ規格のタイヤが使われています。そのため修理は問題なく行えます。

ちなみに車椅子のタイヤの色が灰色なのは、室内でも使えるようにするための配慮です。

黒いタイヤだと床に黒い筋が出来て汚れてしまうため、床に跡が残らない灰色が使用されています。

灰色のタイヤは通常在庫していないため、依頼を受けてから取り寄せることになります。日数も数日かかるため早めの交換をお勧めしています。

Dsc_0322

近所の桜が開花しました。

まだまだ満開とはいきませんが、とても綺麗ですね。

でも、明日から天気が崩れるそうなので心配です。あまり荒れないでほしいですね。

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