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2015年5月

2015年5月27日 (水)

パンク防止剤

僕の住む地域でも、少しずつ『パンク防止剤』をいれているお客様が増えてきました。

『パンク防止剤』とは、『防止剤』となっていますが、実際にはパンクを防止するものではありません。正確には、パンクした穴を塞ぐ『簡易修復剤』です。

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チューブの断面。緑色の物が防止剤です。

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パンクしたパンク防止剤が入ったチューブです。穴の空いた場所から防止剤が漏れ出しています。

理屈的には漏れ出た防止剤が固まって穴が塞がっています。確かに、一応は空気の漏れは収まっています。

ところが空気を少し足してみたところ、また穴が開いてしまいました。そして、空気がある程度抜けると穴はまた塞がります。

防止剤はつまるところ、穴が開いたり閉じたりを繰り返しているだけで、修理がされたわけではありません。あくまでも一時的な応急処置――にもしかしたらなるかもしれないという物です。

満足に空気も入れられないため、非常に都合が悪いです。さらに穴がある程度大きいと、そもそも穴は塞がりません。

穴を完全に塞ぐには、チューブにパッチ修理をするしかありません。

そして、ここで大問題になるのは防止剤がはいったチューブはパンク修理が出来ないことです。

穴から溢れた防止剤がパッチの接着を妨げるからです。修理するには、チューブを交換するか、チューブの中にはいっている防止剤を洗い流すしかありません。

防止剤を洗い流す作業工賃を考えたら、チューブを交換した方が安いです。

個人的には、パンクしたら確実に修理費用が高くつく物を売ろうとは思えません。

売るにしてもデメリットをちゃんと伝えたうえで、販売するべきだと思っています。

ちなみに防止剤をいれた方は、デメリットの事は聞いていないという方が大多数です。

2015年5月23日 (土)

シティ車のオーバーホール

珍しいですが、シティ車のオーバーホールです。

スポーツ車では当たり前のことですが、シティ車でオーバーホールの依頼が入るのは非常に珍しいですね。

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分解して、可動部の潤滑剤をすべて入れ替えている作業中です。

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分解作業になるので、同時に消耗部品、ブレーキ関係やチェーンを交換していきます。

また、消耗部品ではありませんが、お客様はクランクの赤錆が非常に気になるそうです。

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なので、クランクの素材を鉄からアルミの物に交換しました。

アルミでも錆びない訳ではありませんが、白っぽく錆びるので赤錆のように汚らしくはなりません。

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オーバーホール完了です。外見には細かい錆や汚れがありますが、中身は新品以上によく走るようになりました。

オーバーホールはそれなりに値段がかかるため、元が高額なスポーツ車と違って、シティ車に万単位のお金を払うのならば、新車を購入すると考える人が大半です。

実際、自転車の状態や、使われている部品の入手が可能かどうかによっては、新車を購入したほうが良い事もありますし、そちらを勧めることもあります。

それでも、長く乗っていて愛着があるという方も勿論いらっしゃいます。

そのためならば、出来る限りのことをさせていただいております。

2015年5月18日 (月)

リヤカー修理

今回は配達用に使用されているリヤカーの修理です。

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片側のホイールの軸が折れていました。ホイールにもダメージがあったので、ホイール全部を交換する事に。残念ながら在庫はしていないので、取り寄せになります。

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そして、注文していたホイールが届いたので早速修理開始です。

こだわりとして、ホイールを一度分解して可動部に潤滑剤をたんまりと増量してあります。リヤカーとしての過酷な使用状況を見こしたうえで、出来る限り可動部への負荷を減らすための処置です。

また、ホイールを新しくするのならばと、

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軸の太さを、今までの約8mmから約10mmの太さにサイズアップしました。太い方が当然ですが頑丈です。これも耐久性を考慮した対処です。

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タイヤを新しいホイールに入れ替えて修理完了しました。

ただ新品に交換するだけが仕事ではありません。ちゃんと色々考えて工夫しております。

 

 

2015年5月10日 (日)

猫車

今回はたまに依頼がある珍しいパンク修理です。

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それがこちら。運搬用一輪車、または猫車と呼ばれています。

タイヤの中にチューブが入っているタイプであれば、問題なく修理出来ます。

ただし修理手順は、自転車よりも複雑です。

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まずタイヤを貨物車から外して、次に車輪を分解してチューブを取り出します。

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これでやっとパンクの修理が出来ます。自転車と同じように水調べをして、穴があればパッチで塞ぎます。

後は再び車輪を組み立てて、車輪を貨物車に取り付ければ修理完了です。

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