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2015年5月27日 (水)

パンク防止剤

僕の住む地域でも、少しずつ『パンク防止剤』をいれているお客様が増えてきました。

『パンク防止剤』とは、『防止剤』となっていますが、実際にはパンクを防止するものではありません。正確には、パンクした穴を塞ぐ『簡易修復剤』です。

Dsc_0326_3

チューブの断面。緑色の物が防止剤です。

Dsc_0324

パンクしたパンク防止剤が入ったチューブです。穴の空いた場所から防止剤が漏れ出しています。

理屈的には漏れ出た防止剤が固まって穴が塞がっています。確かに、一応は空気の漏れは収まっています。

ところが空気を少し足してみたところ、また穴が開いてしまいました。そして、空気がある程度抜けると穴はまた塞がります。

防止剤はつまるところ、穴が開いたり閉じたりを繰り返しているだけで、修理がされたわけではありません。あくまでも一時的な応急処置――にもしかしたらなるかもしれないという物です。

満足に空気も入れられないため、非常に都合が悪いです。さらに穴がある程度大きいと、そもそも穴は塞がりません。

穴を完全に塞ぐには、チューブにパッチ修理をするしかありません。

そして、ここで大問題になるのは防止剤がはいったチューブはパンク修理が出来ないことです。

穴から溢れた防止剤がパッチの接着を妨げるからです。修理するには、チューブを交換するか、チューブの中にはいっている防止剤を洗い流すしかありません。

防止剤を洗い流す作業工賃を考えたら、チューブを交換した方が安いです。

個人的には、パンクしたら確実に修理費用が高くつく物を売ろうとは思えません。

売るにしてもデメリットをちゃんと伝えたうえで、販売するべきだと思っています。

ちなみに防止剤をいれた方は、デメリットの事は聞いていないという方が大多数です。

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