修理・タイヤ

2015年11月17日 (火)

タイヤ選び失敗

失敗ってほどでもないのですが、先日、小型のリヤカーのタイヤ用に20インチの丈夫なタイヤが必要になりました。

試しに海外製のタイヤを注文してみたのですが、残念ながら期待していた物ではありませんでした。

Dsc_0452

次に国産のタイヤを選んでみたところ、今度は欲しかった耐久性の高いタイヤを手に入れることができました。

海外製の方は、タイヤを見るとそもそも耐久性を重視したものではなかったようです。後から注文した耐久を重視した国産の物と比べる事はフェアではないのでしょうが、国産の方はがっちりした作りのタイヤでした。

国産が一番だと言うつもりも考えもありませんが、安心感はありますし、優れてもいると思います。

因みに当店は、補修用チューブは国産かベトナム製。タイヤは基本国産、特殊なサイズに限り海外製を使用しています。

2015年4月18日 (土)

久々のタイヤ修理

依頼はパンク修理でしたが、刺さっていた異物が非常にタチの悪い物でした。

結構大きなガラス片が刺さっており、タイヤそのものにも見過ごせないサイズの穴が開いていました。

ですが修理出来ないサイズの穴ではなかったので、チューブの修理とタイヤの修理も同時に行うことに。

Dsc_0325

チューブの修理はいつも通り終わらせて、タイヤも専用修理パッチをタイヤの裏側から貼りつけ、タイヤを補強して修理完了です。

画鋲などの先端の細い異物でパンクしたのであれば、タイヤに開いた穴も小さいので修理する必要はありません。チューブだけ直せばOKです。

ところが今回のように、ガラス片などでタイヤにも大きな穴が開いてしまった場合は、タイヤの穴も修理しないといけません。タイヤの中に砂利などの異物が侵入してしまい、それが原因でパンクしてしまう恐れがあるためです。

ちなみにあまりにも大きな穴、裂け目が出来たり、開いた位置が悪かったりするとタイヤは修理不可能になり、交換になってしまいます。

この辺は自動車のタイヤと同じですね。昔、購入して二か月のスタッドレスタイヤをダメにしてしまったという苦い思い出があります。

2015年3月15日 (日)

雪解け

先週は雪が降り、薄く積もったりもしましたが、今日は久しぶりの快晴でした。

気温も上がり、ジャンパーを着ていると少し暑いくらいの温度。

春らしい気候はもうすぐですね。

今日は朝一で、高岡市の池田まで出張しました。

Dsc_0319

見事にタイヤが摩耗しきっています。

Dsc_0320

タイヤの内側も綺麗ですね。こまめに空気を入れていた証です。

さすがにここまで摩耗してしまうと、タイヤに穴が開いてしまいました。ここまできてしまうとタイヤの穴を塞いで修理したとしても、一時的なしのぎにしかなりません。

タイヤを新しい物に交換しちゃって、気分的にも機能的にもスッキリといきましょう。

 

2015年3月 3日 (火)

破裂

高岡市常国に出張修理。

Dsc_0319

Dsc_0320

タイヤが裂けていました。

Dsc_0321

チューブにも大きな穴が開いています。

異物が刺さったパンクでは、通常こんな風にはなりません。

では、原因は何かと言うと『空気の入れ過ぎ』です。

空気の圧力にチューブが耐え切れず、内側からパーンと破裂してしまったのでしょう。タイヤが裂けたような傷も、チューブが破裂した衝撃によるものです。

無事だった片側のタイヤを触ってみると、ロードレーサーのタイヤ並みに固く、カチンコチンでした。適性値の2倍以上は間違いなく入っていたと思います。

これは破裂するなと納得してしまいました。

普段から空気を入れましょう入れましょうと言っていますが、入れ過ぎもダメです。どちらもチューブとタイヤの寿命を縮めてしまいます。

人間でも、食べないのは良くないですし、食べ過ぎも良くありませんよね。

何事も程々にしておきましょう。

空気圧は指で押して少し凹むくらいだと、大体いい感じになります。

2015年2月17日 (火)

心置きなく交換

高岡市下麻生に出張修理。

パンク修理依頼でしたが、タイヤ交換になりました。

Dsc_0345

タイヤが擦り減り、内側のカーカスが露出。一部分で穴が開いていました。チューブに空いた穴も、タイヤに空いた穴の位置と一致しています。

タイヤの寿命ですね。見事こちらのタイヤはお役目を果たされました。

空気圧管理を怠り、まだまだタイヤの溝が残っているのに、サイドが全周にわたりひび割れていたり、内側がボロボロになっていたりして、致し方なくまだまだ使えたはずのタイヤを交換する事もありますが。

ここまで使い切ってくれると、僕も心置きなく交換する事ができますね。

2015年1月28日 (水)

遠方の出張修理

本日は午後から富山市まで出張修理に行って来ました。

片道30kmの道のり。出張料だけでそれなりのお値段です。

自転車2台のパンク修理。電話口ではタイヤがもうダメかもしれないということでした。

お伺いして拝見したところ、1台目は前輪がパンク。後輪のタイヤは要交換。2台目も後輪タイヤが要交換。それと、2台とも前ブレーキシューの交換が必要という状態でした。

Dsc_0321

削れて溝が無くなってしまったブレーキシューです。この状態で使い続けると、ブレーキの利きは悪いですし、そのうち台座の金属が露出して車輪を削り始めます。そうなる前に交換してしまいましょう。

そして問題なのはタイヤです。

Dsc_0322

サイドが破けてカーカス(下地部分)とドレッド(ゴムの部分)が完全に剥離していました。

もう一つのタイヤもここまで酷くはなかったですが1~2歩手前といったところでした。遅かれ早かれこうなっていたと思います。

このタイヤは当ブログでよく登場する『パンクしにくいタイヤ』です。このタイヤは僕が今まで見てきた所見ですと、サイド部分が非常に脆いように感じています。

それを踏まえて今回のケースを考えてみたいと思います。まず良くなかったのが空気の入れ過ぎです

タイヤを触ってみてビックリしました。異常なまでに空気が入れてあってパンパンに膨れ上がっていました。この状態では空気に押されて内側からの圧力がすごいことになります。どんな状態か体感してみるとしたら、口の中に空気をめいいっぱい吸い込んで口を閉じてみてください。そんな感じです。

そこにサイドが弱いタイヤを使用していたら、ひび割れが発生し、それがどんどん広がっていきます。前輪タイヤはなんとか耐えていましたが、後輪タイヤは使用者の体重も乗っかるため圧力が増えて耐えきれず、結果こうなってしまったのでしょう。

お客様には空気の入れ過ぎ、バーストの危険性もあることを注意し、タイヤは新しいものに交換して修理完了です。

空気は入れないのはダメですが、入れ過ぎもダメです。どちらもタイヤの寿命を短くしてしまいます。タイヤを触って少し凹む程度が良い感じになります。

空気圧管理大事です。

2014年12月10日 (水)

おかしなタイヤ

大分雪が溶けてくれたので、作業がしやすくなりました。まぁ、今週末にはまた雪が降るようですが……。

今回の作業はタイヤ交換でしたが、交換した古タイヤのおかしな部分に気付いたので紹介したいと思います。

Dsc_0318_2

交換した古タイヤです。摩耗して綺麗に削れています。意図したものではないでしょうが、派手な色が付いているので削れた部分が判りやすいですね。もう少しで穴が開きそうです。

一見すると、よくここまで使い切ったなと感心してしまう所ですが。別の位置を見てみましょう。

Dsc_0319_2

Dsc_0320_2

一枚目の写真の反対側の部分です。

何がおかしいのか? 答えはタイヤの削れ方がおかしいのです。

通常、ここまで摩耗して削れていれば全体的に削れていなければおかしいのですが、このタイヤは削れ方にムラがありすぎます。それどころか、

Dsc_0323_2

タイヤ溝がまだまだ残っている部分すらあります。

何故、このように削れてしまったのか? おそらくタイヤの厚みが不均一だったからでしょう。

タイヤに厚い部分と薄い部分があって、厚みのある部分だけが写真のように削れてしまったのだと思います。

原因は十中八九タイヤの製品不良です。このようなタイヤはデコボコしているのだから、当然乗り心地は悪いし、タイヤの減り方も今回のようにおかしなことになるので寿命が短くなります。

少し前に、同業者方のブログで同じような症状のタイヤを紹介されているのを拝見したことがありますが、多分同じ製造メーカーの物だと思います。

同業者の方もブログで語られてましたが、これは本来購入したお店に持って行って、タイヤの状態を見て対処してもらうのが販売店としての筋だと思うのですが、今回は諸事情があったので当店で交換させていただきました。

ちなみにこのタイヤ、『パンクしにくい肉厚タイヤ』という謳い文句で販売されていますが、今回の件も含めて、やっぱりロクなことにならないタイヤだなとつくづく思います。

2014年11月22日 (土)

続くタイヤ修理

射水市坂東にある本屋さんに出張修理。

買い物に来てパンクしたみたいです。

お客様のご自宅ではなく出先での修理を行いました。

こういったケースの場合、予約が入っていなければ現場に急行できますが、予約が入っていれば残念ながらすぐには行けません。とりあえず、まずは連絡ください。ご相談に乗ります。

さて修理です。パンクでしたが、お客様に状況をお聞きしたところ、何かの大きな金属を踏んだそうです。

すでに抜かれていたので、何かは確認出来ませんでしたが、チューブに開いた入り口と出口の二ヶ所の穴。タイヤを貫通した大きな穴から、刺さった物が大きかったのは想像できました。

Dsc_0315

チューブは問題なく修理完了。タイヤに開いた穴も場所が良かったため、前回に続いて修理出来ました。

現場のすぐ側には、国道8号線が通っています。交通量も非常に多く、工事現場に出入りするような大きなトラックなどもよく通るため、道路には色々な物が落ちている可能性が高いです。おまけに道路の拡張工事も現在行われています。

気をつけようにも、気をつけようがないようにも感じますが、工事現場の側や、建築現場には出来るだけ近づかない方がいいですね。

2014年11月17日 (月)

タイヤ修理

異物を踏んでパンクした場合、チューブには穴が開いています。

その時には当然、チューブを保護しているタイヤにも穴が開きます。

小さい異物であれば穴も小さいので、チューブを修理さえすれば、タイヤは修理する必要はなくそのまま使って問題ありません。

ところが異物が大きい場合、タイヤに開いた穴も大きくなります。穴が大きい場合はそのタイヤはそのままでは使えません。穴から異物が侵入してまたパンクしてしまうからです。

その場合はどうするのか? 単純にタイヤの穴を塞ぐ修理をするのですが、これがなかなか手間がかかり意外と難しい作業のため、お店によっては修理不可で即タイヤ交換になると思います。売ることにのみ一生懸命なお店は修理するという概念すら存在しないかもしれません。

当店はどうするかと言うと、『修理をするお店』になります。

Dsc_0317

タイヤ専用の修理パッチを常備しています。チューブ用の修理パッチと違って、パッチに補強がされており非常に固く耐久性があるため穴をしっかり塞いでくれます。チューブ用の修理パッチを使ってタイヤを修理するお店も中にはあると耳にしたことがありますが、それでは強度が不十分です。破れて穴が開くかもしれないのでお勧めしません。

Dsc_0316

こんな感じにタイヤの裏側に貼りつけて修理完了です。我ながら上手く出来ました。

修理をするとは言いましたが、修理は出来ないと判断を下さす場合もあります。

タイヤの摩耗による劣化状態や、穴の位置、穴の大きさ等から判断してどうするかを決めます。ちなみに穴ではなく裂け目になっている場合は修理不可です。一時的に直っても、裂け目が広がってすぐにダメになるからです。

今回はタイヤの摩耗具合もそれほどでもなく、穴の位置、大きさ共に修理するには問題なかったため修理することが出来ました

2014年10月23日 (木)

空気圧不足

高岡市二上での夜間作業です。

10月後半にもなるとさすがに寒くなってきました。

Dsc_0329

パンク修理の依頼でしたが、タイヤ交換になりました。理由は、

Dsc_0331

Dsc_0330

タイヤの側面が割れています。内側も外側の割れ目に沿ってボロボロになっています。

こうなるといくらパンクを直しても無駄です。タイヤそのものがチューブを傷つけているため、またパンクしてしまいます。タイヤを交換するしか解決法はありません。

こうなってしまったのはタイヤの品質が悪かったせいもありますが、一番ダメだったのは空気をいれなかったせいですね。

空気をしっかり入れないと、良いタイヤでも寿命が短くなりますし、悪いタイヤはあっと言う間にダメになってしまいます。

最低でも一ヶ月に一回は空気を補充してください。もっと頻繁に入れてもいいくらいです。

ついでに、タイヤ繋がりで少しお話させていただこうと思います。

写真のタイヤは側面が飴色になっているアメクロと呼ばれるタイヤです。

これはあくまで僕個人の感想ですが、このアメクロというタイヤは耐久性が黒一色のタイヤよりも耐久性が数段劣っているように感じます。海外メーカー製で、安い自転車に取り付けてあるものは、特に最悪の品質です。

というよりも、アメクロに限らず、黒いタイヤに余計なことをしてあるタイヤは、黒一色に比べ耐久性は劣っているというのが僕個人の考えです。

以上の理由から、当店で在庫しているタイヤは黒一色のみとなります。アメクロや側面が白いタイヤは注文はできますが、到着までに日数がかかる上に少し割高になります。基本的にオススメはしていません。

より以前の記事一覧

2022年2月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28          

最近のトラックバック

無料ブログはココログ