猫車
今回はたまに依頼がある珍しいパンク修理です。
それがこちら。運搬用一輪車、または猫車と呼ばれています。
タイヤの中にチューブが入っているタイプであれば、問題なく修理出来ます。
ただし修理手順は、自転車よりも複雑です。
まずタイヤを貨物車から外して、次に車輪を分解してチューブを取り出します。
これでやっとパンクの修理が出来ます。自転車と同じように水調べをして、穴があればパッチで塞ぎます。
後は再び車輪を組み立てて、車輪を貨物車に取り付ければ修理完了です。
今回はたまに依頼がある珍しいパンク修理です。
それがこちら。運搬用一輪車、または猫車と呼ばれています。
タイヤの中にチューブが入っているタイプであれば、問題なく修理出来ます。
ただし修理手順は、自転車よりも複雑です。
まずタイヤを貨物車から外して、次に車輪を分解してチューブを取り出します。
これでやっとパンクの修理が出来ます。自転車と同じように水調べをして、穴があればパッチで塞ぎます。
後は再び車輪を組み立てて、車輪を貨物車に取り付ければ修理完了です。
ここの所、非常に忙しく、ブログの更新をサボりにサボっております。面目ない。
冬の間暇だった分がいっぺんに来ている感じでしょうか。
さて、パンク修理の際、ただチューブの穴を塞げば修理完了と言うわけではありません。
ちゃんと原因となった物を見つけ、取り除かなければ、またパンクを繰り返してしまいます。
判りやすいのはタイヤに刺さった異物ですね。抜けば良いだけです。
ところが……、見つけるのがまた意外と難しかったりします。
例えばコレ。丸で囲んだ部分に小さい針金が刺さっています。眼だけでは見つけられず、触ってみてようやく発見しました。
次はこちら。外側から見たタイヤです。ではここで問題です。
写真のどこかに異物で開いた小さな穴あります。それはどこでしょうか?
正解は――、
ここです。ほぼ真ん中。うっかり写真を撮る時にうっかりど真ん中で撮影してしまいました。
タイヤを捩じってみると、中に異物がまだ残っていました。
タイヤに埋没してしまっていて、内側からは判りません。体重がかかるとタイヤから露出する性質の悪いやつです。
チューブに空いた穴の位置から見当を付けなかったら、見逃していました。
大きなものだったらすぐ見つけられますが、小さなものだと本当に苦労します。
やっぱりパンク修理は難しいです。
たまに依頼がある車椅子のパンク修理です。
自転車のパンクに多い空気圧の低下がパンク原因という事はまず無いので、大体の場合は異物が刺さったことによるパンクです。
今回も例にもれず小さい針金が刺さっていました。
車伊豆のタイヤには例外もありますが、大体自転車と同じ規格のタイヤが使われています。そのため修理は問題なく行えます。
ちなみに車椅子のタイヤの色が灰色なのは、室内でも使えるようにするための配慮です。
黒いタイヤだと床に黒い筋が出来て汚れてしまうため、床に跡が残らない灰色が使用されています。
灰色のタイヤは通常在庫していないため、依頼を受けてから取り寄せることになります。日数も数日かかるため早めの交換をお勧めしています。
近所の桜が開花しました。
まだまだ満開とはいきませんが、とても綺麗ですね。
でも、明日から天気が崩れるそうなので心配です。あまり荒れないでほしいですね。
射水市まで出張修理。
3月も後半ですが雪が降っています。昨日とは10度以上気温に差があります。寒いですね~。
さて修理です。
今回はロードレーサーのパンク修理です。ロードレーサーの自転車には細いタイヤが使われています。そのため中に入っているチューブもとても細いです。
今回の自転車のタイヤサイズは25C。判りやすく単位で言うと、横幅25mmのタイヤです。
因みに、ママチャリタイプの自転車のタイヤ幅は大体35mmぐらいです。
細いチューブには、通常のパンク修理に使うパッチでは大きすぎるため使えません。
専用の小型の修理パッチを使って修理します。
という訳で、専用パッチで修理完了です。
ロード用にチューブの下地処理をしないでそのまま貼りつけられる『イージパッチ』という物も市販されていますが、修理を商売としている身としては、手間はかかりますが、処理をきちんとしてからパッチを貼る修理の方が安心感が持てます。
富山市まで出張修理。
パンク修理でしたが、お客様がまず自分でやってみたところ上手くいかなかったそうです。
パッチが剥がれかかっています。穴はこことは別にもう一つ開いていて、この部分は一応穴は塞がってはいたのですが、いずれ完全に剥がれてしまうでしょう。残念ながら大失敗なパンク修理です。
見たところ失敗した理由は、
①パッチを貼りつけるチューブの下地処理をしていない。
②ノリを塗る範囲が狭すぎる。
③ノリを乾かさずにパッチを貼りつけた。
④パッチの圧着が甘い。
といったところですね。
パンクの修理キットは100均でも販売されていますが、誰にも教わらずに修理するのは結構難しいです。
修理を失敗してしまって、最悪チューブをダメにしてしまって交換ということになり、結果的に修理費用が高くついてしまうことにもなりかねません。
それでも、自分でチャレンジしてみようという心意気は素晴らしいと思います。
練習用に廃棄するチューブが欲しいのなら、条件付きですが無料で差し上げますよ。
廃チューブが欲しい方は気軽にお問い合わせください。
今日は気温が高めで、春めいた気候でした。近所の桜が咲くのも、もうすぐかもしれません。
今回は、パンク修理の時にやっている小技を紹介したいと思います。
写真はパンク修理後のチューブの画像です。
パンク修理の手順をざっくり説明すると、まず穴が開いている部分の周囲をやすりで削ります。次に、削った部分にノリを塗ります。そして、ノリを乾燥させてから修理パッチを貼りつけて修理完了と言う流れになります。
チューブの修理が終われば、今度はタイヤの中にチューブを戻すことになるのですが、ここで問題が発生します。
修理パッチを貼るためにチューブに塗ったノリのせいで、タイヤとチューブがくっついてしまう事があるのです。
タイヤに貼りついてしまうと、次回またパンク修理をすることになった時に、チューブを取り出すのに苦労することになります。チューブが破れることは無いと思いますが、それでもやっぱり気を使ってしまいます。
そんな事態を予防するために、一手間を加えるのが今回紹介する小技。
というわけで一手間加えてみました。やったことはとても簡単です。
『魔法の粉』を降り掛けただけです。
こうすると、あら不思議。ノリが完全に乾燥してタイヤに貼りつくのを防いでくれました。
これで次回の修理も、問題なく行えます。
こういった手間は、お客様からは見えない部分ですし、別にやらなくても大きな問題にはならないのかもしれません。
ただもしかしたら、次に修理をする人は僕ではないかもしれない。次に修理する人が、修理に困らないように修理をするというのもプロの仕事だと思ってやっているうちの一つです。
因みに、『魔法の粉』の正体は、何の変哲もないベビーパウダーです。多分、小麦粉とかでも代用が効くと思います。……責任持てないけど。
本日は、いつもご贔屓にしていただいている配送業者さんの配達用リヤカーのパンク修理です。
通常、リヤカーのタイヤというのはBEタイヤ、もしくは耳付きタイヤといって特殊なタイヤが使われています。特殊なタイヤだとパンク修理でも一苦労するのですが、こちらで使われているタイヤは自転車と同じ物が使われていました。
おかげで修理は楽に出来て助かります。
通常のタイヤより、BEタイヤの方が耐久性があるので、業務用には本来はBEタイヤの方が良いのでしょうが、このリヤカーは車輪が小径なため適合するBEタイヤが無いのと、修理などのメンテナンス性を優先するために通常のタイヤを使うように設計されたのではないでしょうか。……多分。
このリヤカーは自転車で牽引して荷物を運ぶのですが、修理完了後、荷物が乗っていない状態の物を自転車で引いてみましたが、これが中々重かったですね。
これに荷物を載せて、日々配達されているのだから本当に頭が下がります。
仕事でも、私用でも、良く利用させていただいているので、感謝の気持ちを忘れずにいようと思います。
三月入ってそれなりに経ちましたが、
雪です。全国的に降っているみたいですね。
富山県の高岡市ではそんなに降ってはいませんが、魚津市とかの新潟県よりの所は結構降っていると聞きました。
そんな中、久々の雪の日のパンク修理となりましたが、お客様の駐車場の軒下をお借りできたので、雪の真っ直中は回避できました。ありがとうございました。
さて、タイヤを開けてみると、チューブが何重にも折りたたまれています。
パンクしているのに無理に乗っていたみたいですね。チューブがダメになってしまう可能性が高いので、パンクしたら乗らないようにしましょう。
ちなみに空気が少ない状態で乗っていると、チューブが皺になってしまう事があります。皺になった部分は脆くなってしまうので、その部分はパンクがしやすくなってしまいます。
チューブを長持ちさせるためにも、空気はしっかり入れましょう。
空気が抜けていて、空気も入れられないとの事でお伺いしました。
見てみると、バルブの部分がありません。確かにこれでは空気は入れれませんし、空気を溜める事も出来ません。
念のためチューブを水調べして異常が無い事を確認してから、新しいバルブを用意して修理完了です。
バルブが無くなっていたのは、お客様に状況を聞いた限りでは、シンプルに考えると多分いたずらだと思います。
こういった行為は、万引きとはまた違っていて、犯人自身には物質的に得る物が何もありません。
ただ相手を困らせるだけの最低な行為です。
軽い気持ちでやっているのかもしれませんが、言い逃れの出来ない犯罪です。
パンク修理をしていると時々出くわすのが、
コレです。
写真は、以前に誰かがパンク修理をした跡です。透明なフィルムがチューブに貼りついています。
自転車のパンク修理には多くの場合、修理パッチを使用します。
コレが修理パッチです。
構造は銀色のフィルムと透明のフィルムに挟まれる形で、中に黒いゴムが入っています。
黒いゴムが、チューブの穴の空いた箇所に貼りついて穴を塞ぐ仕組みになっています。
使用手順として、初めに銀色のフィルムを剥がし、その剥がした面をチューブに貼りつけて圧着。
そして、完全にくっついた後に透明のフィルムを剥がすのですが……、
剥がされてないんですよね。
最後にコレをちゃんと剥がしておかないと、次回のパンク修理に支障が出ます。
まず水を使ってチューブの空気漏れを調べている時に、透明フィルムとチューブの間に気泡が出来てしまって、空気漏れしているのかどうかの判断が付けにくくなります。
実際、コレのせいでパンクの穴を見逃してしまったことが過去に一度あります。
次にパッチの重ね貼りが出来ません。フィルムを後から剥がそうにも、写真のようにボロボロになってしまって、中々剥がせません。急いでいる時にはとても困ってしまいます。
何故、フィルムを剥がさないのか? 単純に忘れていたのか、面倒だったのか……。
あるいは、剥がすと黒いパッチも一緒に剥がれるのじゃないかと心配で剥がさない人もいると思います。
はっきり言うと、一緒に剥がれるようではその修理は失敗しています。どっちみちすぐに剥がれてしまうので意味はありません。
もし、自分で修理をしてみようと思っているのなら、透明なフィルムは忘れず恐れず剥がしてください。
ちなみに、パンク修理の跡を見れば、それが本職の人なのか素人なのかは見れば判ります。
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