寒いですね~。
雪が降り、冷たい風が吹くなか、パンク修理が4本。
パンク穴の位置確認のための水調べが冷たいというか痛いです。
軍手の上にゴム手袋をはめていますが、手先の感覚が鈍るのであまり好きにはなれず、結局脱いだりしています。
そう、自転車の修理は意外と手の感覚が重要なんです。
例えばココ。
矢印の部分。BB(ボトムブラケット)と言います。
この部分の部品の固定が緩むことでガタつきが出てしまうことがよくあります。ガタつきを放置し状態が悪化してしまうと、中の部品がグチャグチャになってしまったり、チェーンが外れたりします。
完全に壊れてしまうと、直すのに高い修理費用がかかりますし、最悪廃車になってしまいます。自転車にとって非常に大切な部分です。
症状が軽いのであれば、緩んだ部品を再調整すれば良いので、大事になる前に直せます。
今回は症状が軽かったので直せそうです。まずは邪魔なものを外します。
ペダルのついたクランクとカバーを外し、BBを露出させました。ちなみにカバーが無ければクランクを外さなくても修理出来ます。
ここの部分は、これらの工具を使って修理していきます。トレイに入っている工具は全て自転車専用工具です。自転車以外に使い道はないです。
BBの修理は、ただ緩んだ部品を力任せに締めれば良いという訳ではありません。
ガタつきがでないように。部品同士が過度に干渉せずスムーズに動くように。微妙な調整を手先の感覚で行っていきます。慣れていないと何度もやり直す羽目になります。
――と、こんな修理もあるので手を厚着することが難しかったりします。
まぁ、個人的に素手が一番作業しやすくて好きというのもありますがね。
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